にっきざっきロンドン編

パトリック・スチュワート主演のお芝居The Master Builder観劇と、氏の公式FCパトリック・スチュワート・ネットワークのギャザリング(氏をお招きしてのファン集会)参加のため、ロンドンへ行ってまいりました。初の海外一人旅6日間の記録です。観光やグルメは乏しいですが、自分なりのポイントはかなり押さえることができた旅でした。なお、本文中パトリック・スチュワート氏はパト氏と略しております。ご了承ください。
2003/7/24 (24 July 2003)
ホテルに着くまで
ロンドン初の食事…(笑)
2003/7/25 (25 July 2003)
朝ごはん
ご近所散策
バービカン・シアター参り
テート・ブリテンでターナーを見る♪
非常事態です
テリヤキ・ドレッシング?
2003/7/26 (26 July 2003)
浅草六区な劇場街
The Master Builder観劇
FCのホテル・ギャザリング…のはずが?
風呂場で水が逆流!
2003/7/27 (27 July 2003)
ブラック・プディング…そして「鯉」
ギャザリング
パト氏ご登場!
2003/7/28 (28 July 2003)
トラファルガー広場~コヴェント・ガーデン
大英博物館でフィッシュ&チップス
コミック専門店
フォービドゥン・プラネット(禁断の惑星)!
チャリング・クロス・ロードで本屋めぐり
ジャパニーズ・スシ・セレクション
深夜のテレビでパパイヤ鈴木
2003/7/29 (29 July 2003)
マダム・タッソー蝋人形館
シアター・ミュージアムとアルベリー・シアター見納め
帰途

おまけ

 


ホテルの部屋。左側がバスルームで、ドアは引き戸。全面鏡張りで狭さを感じさせないよう工夫されてます。何回かぶつかりそうになりました。


部屋についてたティーセット。
コーヒーも紅茶も4セットずつあって飲み放題でした。
クリームのミニパックに見えるのは実はミルクです!!
こんなの初めて見ました。面白いですねえ。

2003/7/24

ホテルに着くまで
11:40成田初の直行便でロンドンへ。機内食がけっこうボリュームあってびっくりしました。ただ、前の席の日本人のおじさん二人が酔っ払って騒いでいたため、あまり眠れませんでした。上空は地上よりアルコールが効くそうです。お酒に自信のある方もいつもよりは控えた方が無難です!私は下戸なんですが、ジュースだのお水だのお茶だのコーヒーだの、いろいろいただきました。機内が乾燥しているので、やはり必要なサービスなんですね。

定刻どおりに同日の午後3:55ヒースロー空港到着。12時間も経ってるのに変な感じ(笑)。現地係員さんのピックアップでホテル(ケンジントン・クロース)へ。お部屋は広さ(狭さ?)も雰囲気も日本のビジネスホテルと変わらない感じで、違うところといえばスリッパと浴衣と歯磨きセットがないことくらい。ズボンプレッサーやドライヤーはあり、ないと聞かされていた部屋付きのセーフティーボックスがあったのは嬉しい驚きでした。電気ポットとコーヒー・紅茶セットが二人分あり、毎日補充してくれたので飲み放題。水道の水が飲めるので、このおかげで食費が少し浮きました(笑)。タオルのセットも二人分あったので、洗濯ものの水分を取るのに大活躍してくれました。

ロンドン初の食事…(笑)
時差ボケは感じませんでしたが、出発するまでのなんだかんだでたまった疲れが出て、そのまましばらく寝てしまいました。ベッドが大きくて気持ちいい!…明るいのでうっかりしてしまいましたが、気がついたら8時!慌てて夕食の買出しに出ます。近くにマークス・アンド・スペンサーというスーパーマーケットのチェーン店があると聞いていたので、そこへ行きましたが、8時で閉店でした…。ここは大好きな大杉正明先生の『イギリス英語は面白い』(先生のイギリス留学後に出た本。イギリス特有の言い回しを紹介していますが、実用というよりエッセイ本に近いかも。でもCDつきでかなり楽しめました。大杉ファン必携です(笑))でも紹介されていたし、私自身旅行先でスーパーに入るのが大好きなもんですから、ぜひ行きたかったんですが…。地元横浜の夏で言えば、まだ5時頃の明るさです。この感覚には戸惑いました。その上コンビニも自販機もないので、大変不便です。レストランに入る気力はなかったので、唯一開いていたマクドナルドへ…ロンドン第1回目の食事がマックかい!(笑)…まあ、これもいい経験でしょう。来る前に「外人慣れ」のためにお試しレッスンを受けに行った英会話学校で(すみません、やり逃げです(笑))、アメリカのマクドナルドでは「チーズバーガー」という日本人の発音が通じなかった、という話を聞いたので、度胸試しにあえてこれを注文。めいいっぱいRを強調してCHEESE・
BUGE、と発音したらかえって変だったようで(笑)面食らってましたが、ちゃんと通じました。いやーもう、番長とのケンカに(したことないけど)勝ったくらいの気持ちで帰ってきましたですよ!(笑)ちなみに英語でマクドナルドは「マクダーナルズ」。イギリス英語でのテイクアウトは「テイクアウェー」です。ややこしい!

 


バービカン・センター内のシェイクスピア・タワー。
由緒は知りませんが…。手前の建物の屋根で
切れてますが、たしかにタワーです。
このスグ近くで熟年カップルに遭遇。びっくりしました!(笑)


テート・ブリテン


非常事態で外へ出されたアールズ・コート駅。
災難記念に。


やってきた消防車!


サバイバルな日の夕食。手前のカットフルーツはオレンジとピンクグレープフルーツ、丸いのはストロベリー・ヨーグルト、奥が問題のジャパニーズ・スタイル・サラダ・コレクション!

2003/7/25 雨、夕刻晴れ

朝ごはん
9時過ぎにゆっくり朝食。バイキング形式で、現地でもらったプリントにはイングリッシュ・ブレックファストと書いてありましたが、日本のホテルの洋朝食にシリアル類を加えてサラダを抜いた感じ。イギリス特有の焼きトマトなんかはありませんでした。どっちかというとアメリカン・ブレックファストでは?しかし、てっきりコンチネンタル(パンとコーヒーだけ)だと思っていたので、これは嬉しかったです。しっかり食べました。コーヒーか紅茶か、を聞きに来たウエイターさんとの会話(ってほどでは…紅茶を頼んだだけ(笑))もうまくいって、昨日が嘘のように気分がよくなりました。

ご近所散策
食事をしたら眠くなって、ガイドブックを見ながら11時頃までゴロゴロして、ようやく出発。部屋の鍵はカードキーで自分で管理できるので、いちいちレセプションに行かずに済むのがありがたいです。さて、まずはご近所散策です。通りがかりにドラッグストア(軽食も売っている)のブーツというチェーン店を見たあと、最寄の地下鉄駅、ハイストリート・ケンジントンに隣接しているマークス・アンド・スペンサーへ行って昨日のリベンジ(笑)。地下が食料品売り場で、調理済のチルドや冷凍食品がすごく充実してるのが印象的でした。部屋に電子レンジがあったら、めちゃめちゃリッチなディナーが安くできるのに…(笑)。5アイテム以下の会計は別レジになっていて合理的でした。大杉先生の本で知っていましたが、本当にレジ係は椅子に座っていました。バナナ・スム-ジーとチョコレートバーを購入。結局お昼はこれを駅前で立ったまま食して済ませてしまいました。
駅でワンウィーク・トラベルカードという、地下鉄とバスに一週間乗り放題のチケットを買いました。ロンドンの中だけなら、これさえあればもう足はOKです。ここでも気張って発音しましたが、売り子のおばさんは無表情で拍子抜け。思うに、日本の英会話教材ってテンション高過ぎですね。あんな調子でしゃべっている人は一人もいませんでした。日本の常識的な声量と変わりません。アメリカだと違うのかな…?人込みを掻き分ける時などの「Excuse me.」もほとんど聞きませんでした。だいたい軽く「Sorry.」でおしまい。ちょうど日本語の「すいません」と同じ感覚で使えるので、私もSorry連発しました。便利便利!(笑)

で、ちょっと大きな通りのケンジントン・ハイストリートへ。本屋がいっぱいあってなかなか進みませんでした(笑)。やはり本屋は落ち付きますね。古本屋も含めてかなりひやかしました。パト氏の見たことないオーディオブックとかあったらほしかったんですが、それは見当たりませんでした。DVDやビデオもありましたが、日本とは録画形式が違うので買えず、眺めるだけでした。ラインナップも値段も、日本と大差ないように思いました。

バービカン・シアター参り
地下鉄でバービカンへ。(同名のノンアルコールビールをどうしても思い出してしまう…そういえば、ショーン・ビーンが昔あちらでこのCMに出てたらしいんですよね。ネットで画像を見たらけっこう笑えました…それはまた別の話!)パト氏の出身劇団(そして現在も名誉幹部団員らしい)のロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのロンドンでの拠点であるバービカン・シアターを見に行きました。図書館やギャラリーも含めて、バービカン・センターという文化施設になっているのですが、その日は定休日でした。でもロビーの一部には入れてしまうし、中のカフェテリアにはお客さんも入っていたので、気づくのに時間がかかりました。(笑)劇場の入り口を見た感じでは、少なくとも帝劇程度の広さはありそうでした。(中入ってないんであくまで推測ですが!)パト氏がここでシェイクスピアものをやる時があったら、また来てみたいなあ…などと思いつつ駅へ戻りました。途中、荷物整理をしようと建物の陰に入ったら、少し離れたところで熟年カップルがキスシーン(上品でしたけど!)をやっていて、慌てて失礼してきました。いやー、あちらはご高齢になってもこーいう面マメですねえ!(笑)

テート・ブリテンでターナーを見る♪
地下鉄でピムリコウへ。これまた大好きなターナーのコレクションがあるテート・ブリテンへ行きました。テムズ河沿いにあって、ここで初めてテムズ河を見ました。大きい河ですね。ここまで、ほとんど日本人観光客を見なかったので、日本人を目にして少しホッとしました。さて、ターナー・コレクションの中には日本で見たことのある絵もありましたが、これが無料で見られるとは驚き…。このほかにもけっこう無料の博物館とか多いんですよね。ただ入り口にカンパ箱はあって、私も小銭を入れてきました。案内所のおばさんがなにかぺらぺらっと話し掛けてきたんですが、「すみません、英語できないんです。でもありがとう」というのを言葉無しで瞬時にやってのけました。ボディー・ランゲージにはなんだか自信が(笑)。ターナー以外の所蔵品も見ごたえありそうでしたが、疲れていたのと、もう5時を回っていたので(また夕食を買い損ねるといけないので(笑))薄い画集だけ買って帰途につきました。

非常事態です
ホテルの最寄駅はサークル・ラインというわかりやすい名前の環状線と、並走しながら途中で枝分かれするディストリクト・ラインという線が通ってまして、その枝分かれの方に間違って乗ってしまい、一駅戻って乗り替えることになりました。そこでハプニングが!…ホームで列車を待っていると、どーも「非常事態…すべての乗客はただちに駅の外へ出てください…」としか聞こえないアナウンスが流れてきたんです。でも周りの人達は平然としてるし、あれ~?と思っていたら、駅員が誘導を始めてやはり駅の外へ出されました。目の前の女性が駅員さんに聞いているのを聞いたところ、「どのくらいかかるの?」「10分ですむといいんですがね」という会話。ロンドンの地下鉄はよく止まると聞いていましたが、これがそうなのか。駅の外に出ても、みんなその場で待っていて、復旧を待っているよう。日常茶飯事なのか、だれも騒ぎません。

しかし、そこへ消防車が!しかも3台!これはやはり一大事?と思わずワクワクしながら(笑)カメラを構えてたんですが、しばらくしたら消防士たちが笑いながら駅から出てきました。大したことではなかったようです。…しかし駅は閉まったまま。駅員が出てきてなにやら説明し始めましたが、もちろん聞き取れません。乗降客はどんどん散っていきます。こ、困った!あと一駅なのに。歩ける距離だろうか…?意を決して(路線図を指しながら)「ハイストリート・ケンジントンまで行くところなんですが、どうしたらいいですか?」とブロークンに聞いたら、「駅の反対側に出るとバス停があるから、そこでバスに乗ってださい」とのお答え。ひええ。バスといえば、車内アナウンスが無いので運転士に「~に着いたら教えてください」と言って乗るようにとガイドブックに書いてあったやっかいな乗り物ではないか!言葉ができないから避けていたのに~っ!
…まあ、ボヤいても仕方ありません。バス停で路線図を見ると、三つほどでハイストリート・ケンジントンです。なんだ、停留所を数えればいいんじゃん!カンタンカンタン!会話集を引っ張り出して(持ち歩いててよかった!)「このバスは~へ行きますか?」をやって、二度目に正しいバスをつかまえました。停留所を数えて降りたら…違う。違うんです。ここで初めて、停留所の路線図にはおもな経由地しか書いてないことに気がつきました。次のバスを待ってやりなおし。しばらく行くうちに見慣れた通りに出たので、運ちゃんのお世話になることなく無事フィニッシュしました。午前中にご近所をウロウロしたのがここで役に立ちました!

マークス・アンド・スペンサーへ寄って夕食を買い込み、ホテルに着いたらなんとカードキーが見当たらない!なんなんだ今日は!レセプションに行ってどーもキーを部屋に忘れたみたいで…と言ったら、おねーさんは笑って新しいキーをくれました。古いキーは使えなくなるとのこと。部屋に帰ってよく探したら、お財布とは別にして持って歩いていた余分の現金入れにちゃんと入っていました…おっちょこちょい!(笑)
安心したらどっと疲れました。なんかエンディングでいっきにサバイバルな印象になった一日でした…。でも楽しかったかも♪

テリヤキ・ドレッシング…?
夕食に食べたマークス・アンド・スペンサーオリジナルの日本風(?)サラダ3種類のセットはちょっと忘れられません。テリヤキチキンのサラダ、“テリヤキ・ドレッシング”つきグリーンサラダ、蕎麦をテリヤキ味であえたというヌードル・サラダ…。この蕎麦サラダが一番妙でした。甘いだけ…これがテリヤキ味だというのですが…?テリヤキって言葉が定着してるんでしょうか。(だって頭文字が大文字ですよ!)おかずなのに甘かったりするあちらの料理に慣れてると入りやすい味なのかなあ…。しかしこれは違う!(笑)面白いんで、説明書きを写します。
①Sliced Teriyaki chiken breast on a bed of Japanese style salad vegetables(野菜はキュウリやニンジンを細く切った物…なぜこれがジャパニーズ・スタイル?)
②Oriental baby leaf salad with spring onion and a Teriyaki dressing
③Noodle salad with a mix of egg and soba noodles, roasted siitake mashrooms and a Teriyaki dressing. Topped with Japanese style pickled ginger and toasted sesame seeds
なんかこう書かれるとすごいもん食ってるような気が…(笑)

 


アルベリー・シアター。看板が出てます。


入り口に並べられた額入り白黒写真のひとつ。
屋根の下にはあおり文句もいっぱい下げられてました。


ザ・シネマ・ストアのショーウインドーを眺める英国オタクたち…(?)
ザ・シネマ・ブック・ショップもこの右にあります。


ザ・シネマ・ストアのショーウインドー。ガッチャマンのフィギュアが。


劇場前の大きな広告。好意的な劇評が出たようです。
写真のポーズもやったぁ!って感じ?(笑)。


ロンドン・シアター・ガイドという興行一覧ペーパーの上にパンフやチケットを並べてみました。3枚あるのが劇場においてあるチラシで、細長い絵葉書みたいなサイズですが、ちょっと厚めの紙に印刷されていて、けっこうしっかりしています。チラシの横に見えるのがThe Master Builderの広告です。


ロンドン・シアター・ガイドの広告


サバイバルな日パート2の夕食。
テスコ・メトロのチキンとハムのサンドイッチ。
右はやはりテスコ・メトロブランドの水のボトル。
記念に持って帰ってきました(笑)。

2003/7/26 曇りのち雨

浅草六区な劇場街
待ちに待った観劇日!公演は2:30からですが、早めに出て劇場周辺を散策しました。最寄駅はレスター・スクエア、劇場はアルベリー・シアターで、地図で見ると劇場街のど真ん中です。駅の外へ出ると、さっそくThe Master Builderのでかい看板が。駅の裏側へ向かう感じで進むと、すぐに着きました。思っていたより小さい劇場でした。ドアなどは木製で、古風なデザイン。年季が入ってる感じです。劇場前には現在公演中の舞台の大きな白黒写真が額に入って飾られてます。なんというか…浅草っぽい!(笑)看板のかけ方とか、日本のちょっと昔の映画館みたいなんです。なんかイイ~♪劇場街には違いないんでしょうが、ムードはブロードウェイというより浅草六区です。浅草よりかなり地味で怪しさには欠けますが(笑)、少し離れると外国人観光客向けのチープテイストな土産物屋があったり、往年のスターのサイン入りフォトを売ってる店があったりするのも似ています。(ご存知の方は、仲見世の「一番Tシャツ」とか、マルベル堂のブロマイドとかを思い浮かべてみてください)劇場の1本隣の短い通りは古本屋が軒を並べてて、この界隈、大変気に入りました。

劇場が面しているセント・マーティンズ・レーンという通りには、オタク御用達という感じのフィギュアや映画雑誌のお店ザ・シネマ・ショップと、ビデオと映画関連書籍などを扱っているザ・シネマ・ブック・ショップというお店がありまして、これも目的のひとつだったので行きました。日本で実物を目にできなかったネメシスフィギュアがあったら買おうかと思いましたが、ありませんでした。ロード・オブ・ザ・リング関連商品はたっぷりあるのは日本と同じ。映画書籍の中に、古い映画を1冊につき1本ずつフィーチャーした薄いガイドブックみたいなシリーズがありまして、なんとその中に長谷川一夫の『雪之丞変化』が!橋蔵版でなかったのは残念ですが(笑)面白かったです。(しかしどーいう基準で選んでいるのだろう?)ただ、英訳タイトルは『An Actor’s Revenge』…そりゃまあそうなんだけど…情緒もへったくれもないなあ…(笑)。

少し離れたところにテスコ・メトロというスーパーのチェーン店があって、これも大杉ファン・スーパー好きとしてはさっそくチェック。マークス・アンド・スペンサーがサティかイトーヨーカドーなら、こちらは小さい西友か相鉄ローゼンといった感じ。(ローカルネタですみません)レジ係はアフリカ系の方ばかりでした。ここでチーズとベーコン入りのデニッシュと水(テスコ・メトロオリジナルブランドをゲット!)、ロンドンAtoZという詳細地図、お土産用に牛乳を混ぜるだけのデザートミックスを買いました。しばらくブラブラしていると、交叉点に丸い石の段段があるところに出たので、そこに座っている人に混じって昼食を食べました。ハトに少しパンをやりました。

The Master Builder観劇
いよいよ劇場へ!日本の代理店で予約をした券を持ってくと、受付でチケットを引換えてくださいとのこと。代理店からはこのまま入れると聞いていたのですが…海外旅行はこの手の「聞いたことと違う」細かいことがけっこうあるんですね。これを「おお、そうくるか!」と楽しめるくらいのスタンスが必要なのかもしれません。もちろんそれが著しく自分の不利益になるならクレームをつける勇気も。私もその時までにホテルなんかでいろいろ経験していたので、動じることなく入場しました。

階段を降りて1階席へ。中は薄暗くて、階段からの降り口に立っている案内係さんが「足元にお気をつけて(Mind your last step とかなんとか)と一人一人に声をかけてくれます。パンフも入り口でなく、座席フロアの一角で売っているのが面白かったです。一緒にピーナツとかちょっとしたお菓子も売っていました。
しかし小さい!いや、思っていたより小さい、と言うべきでしょうか。紀伊国屋ホール程度のキャパに見えました。内装は古風で凝っているのですが、古風と言うより実際古いのかも。私の前の座席の背もたれは布がほつれてました。(笑)いちおうビッグネームなので、大劇場の2階席までS席にしてがっぽがっぽと稼ぐタイプのあざとい興行を予想していたんですが…そんなことするのって日本だけ?(笑)とにかく「『X-MEN2』やったあとにこの規模かい?!」という印象で、不覚にも好感度が増してしまいました。(笑)ただ、料金はやはり高かったようで、ストール(1階席)が40ポンド。1ポンド190~200円くらいなので8000円弱ってところでしょうか。私の場合は日本の代理店と現地の代理店の手数料がかかって12300円になりました。(私はクレジットカードを持っていないので日本から確実に予約するには他に方法がなかったのですが、カード決済が使える場合はずっと安く済むと思います)それでも歌舞伎座の1等が14000円もすることを考えたら全然高くありませんが、日本の代理店のにーちゃんは40ポンドという値段を見て「『オペラ座の怪人』並みですよ!」と驚いてました。ミュージカルに比べるとストレートプレイはずっと安いのが普通だそうで、これはやはりビッグネームだからだろうとのことでした。まあ納得です。あちらは全体的に安いんですね。外タレにとって日本公演がおいしいわけだ。(笑)

お芝居は音楽も効果音もなく、とてもオーソドックスな印象でした。細かい笑いが起こった以外は原典に忠実な感じ。オリジナル脚本は百年前に書かれたもので、ジャンルで言えばクラシック劇のようです。でも今回は『ネメシス』の脚本家ジョン・ローガンが改訂したとのことで、もっと思いきった変更があるのかと思っていたので、少し意外でした。もともと英語劇でなくノルウェーの劇なので、改訂というより改訳、なのかもしれません。言葉のニュアンスがわかればかなり新しく見えるのかも。日本では古典に題材を取ってもかなり大胆な改訂をしたり、また「見た目」を著しく変える演出が流行っているし、それがまた評価される土壌があって、自分もそれに慣れてしまっているので、すごくオーソドックスに見えました。これはお国柄なのかも。観客の好みもありますしね。でもとてもよかったです。カーテンコールでお辞儀をするパト氏を見ていたら、やっぱりハリウッドスターというより「役者」って感じの人だな、と思えて嬉しかったです。客層はけっこう中高年の方が目立ってた印象です。平日のマチネであるせいかも知れませんが…。
お芝居の詳しい内容はこちらへ
→The Master Builder

FCのホテル・ギャザリング…のはずが?
劇場を出たら雨。さて、今日はもう一仕事あります。パト氏の公式FCの親睦会…っていうのかしら。ホテルの一室に希望者が集まるイベントがあって、うっかりそちらも「マチネを見たあとに顔を出します」とメールしてしまっていたのです。よく考えたら無謀なのですが…(笑)。会場は劇場のあるレスター・スクエアから地下鉄で三つ目のラッセル・スクエアの駅からすぐのホリデイ・イン・ブルームズベリーというホテルで、ストレートで行けば20分もあれば着きそうなところだったんですが、私の持っていたガイドブックにはどーいうわけか載ってなかったんです。かわりに少し離れたところにホリデイ・インが一軒あったので、そっちだんべえと雨の中をテクテク歩きました。聞いていた番号の部屋に行ってみると…ノックしても誰もいません。レセプションに戻ってこのホテルのパンフを見てみると、名前がホリデイ・イン・ロンドン-キングズクロス/ブルームズベリーという長ったらしい名前で、ブルームズベリーは入ってるけどなんだか違うよう。住所を見たらやはり違う!かなりの距離を歩いたのでけっこうへこむところですが、逆に闘志(?)がわいて(笑)参加自体に気後れしていた気分が軽減しました。こーなったら絶対行ってやる!

来た道を戻り、行き過ぎてロンドン大学の前まで行き(あとであそこが夏目漱石が留学した大学だったと知りました。よく見ておくんだった!)うろうろしてやっと到着。テスコ・メトロで買った地図が大活躍です。部屋の前に行ってみると…The Master Builderの小さいチラシがちんまりとドアに貼ってあります。間違いない!…しかし。いないのですよ、誰も。ノックしても反応なし。この頃にはかなり大胆になっていたので、レセプションのねーちゃんに頼み込んで内線かけてもらいました。(普段のテンションだったら絶対できないです(^ ^;))やっぱりいない。夕食をゲットし損ねるといけないのでスーパーマーケットに寄ったのも災いし、もう7時を回っていました。部屋自体は午後1時から深夜までオープンしてます、という話だったんですが、この日は夜公演もあったので、みんな見に行くはずだよなあ…とは思ってたんです。残念!しかしどこかでホッとしている自分が(笑)。やはりフツーのネイティブさんと話すには不安があったんです。気づかれないうちに入って出て来られるくらい大規模な集まりならいいのですが、万一少人数だと話についていけなかった時の逃げ場がありません。やるだけのことはやったんだし、これはかえってラッキーなのかも、といい方に解釈して、さて、帰るか…。しかし、一抹の不安が残っていました。ここで明日の集会のチケットを受け取ることになっていたからです。悪くするとこちらがすっぽかしたように思われて座席がキャンセルされてしまうかもしれない…。苦肉の策で、「来ましたが、どなたもいないようですね。明日はちゃんと行きますので、私の席をキープしておいてくださいね」と時間を明記したメモを残すことに。ロビーが団体客で占領されていたので、仕方なく外に出て玄関横の屋根の下で書きました。困りました…肉筆だとスペルチェックができないんだもん!(笑)日頃当たり前のように使っているパソコンのありがたさが身にしみました。パソコンがなかったら、そもそもここまで来ることなんてなかったはず…。電子辞書をひきつつ四苦八苦していたら、タバコを吸いに出てきていたらしい金髪のねーちゃんにまじまじと観察されてしまいました。お愛想を言う余裕もなかったので無視しました。不審だったろうなあ…(笑)。メモをドアに挟み、地下鉄で帰りました。今日もエンディングがサバイバルでした…ホテルに着いたらどっと疲れが出ましたが、いろいろ英語でやってのけたことにけっこう満足しておりました。単純ですね(笑)。

風呂場で水が逆流!
夜、部屋でお芝居の感想を書きとめていたら、バスルームからゴボゴボと音がして、なんとバスタブの排水溝から水が逆流してくるではありませんか!バスタブの外には排水溝がなくて、「水をあふれさせた場合、賠償金を請求されることがある」と聞いていたので、こんなんで誤解されたら言い負かす英語力がない!と大慌て。電話をするつもりで大急ぎで台詞を英作文しました。そうこうしているうちに水は止まったのですが、底に5センチくらいたまっています。もう寝たい時間だったので、部屋にメンテナンスの人を呼ばずにすんでホッとしましたが、それにしても文句を言っといた方がいいだろう、と思い、部屋に備え付けのカード(ベッドメイク等の出来がよかったかどうかを書くものらしい)に辞書をひきつつ書きつけました。書き終わる前に水は引きましたが、逆流した時に持ち上がった髪の毛が底に残りました。(実は初日に同じ状態を見て掃除してないのかと気になったのですが、水で流してそのままシャワーだけ使ってました。)どーも配管自体の問題なようなので、言ったところですぐ改善はしないでしょう。やれやれ。でもあまり気にならなくなっていました。なんか神経太くなった?(笑)

 


左が「一番遠くから来たで賞(?)」でいただいたポストカード。右は福引きの賞品のロキュータスカード。家宝です!




お茶に入ったカフェ・ネロ(スターバックスみたいなコーヒーチェーン。あっちこっちにありました)でカプチーノを頼んだ際、『チョコレート・パウダーはかけます?」とか聞かれて(シナモンじゃないんですねえ…)はいはい、といいかげんに返事をしているうちにいつのまにか作ってもらってしまったスタンプカード。(笑)10杯目が無料になるそうです。「トレーニング中のバリスタ」とでっかくTシャツにプリントしてありましたが、キュートなバリスタくんでした。

2003/7/27 晴れ

ブラック・プディング…そして「鯉」
FC集会当日。朝食にブラック・プディング(豚の血入りソーセージ)と焼きトマトが出ました!よーやくイングリッシュ・ブレックファストって感じが♪ブラック・プディングはヨーグルトの容器くらいの直径で、7ミリくらいにスライスして焼いてあり、見た目は真っ黒です。おそるおそる口に入れます…しょっぱいけど特にクセはありません。豚の血、という先入観があったのですが、これならぜんぜん大丈夫。焼きトマトは普通はスライスして焼くようですが、小ぶりのトマトに十字にきり込みを入れて丸ごと焼いたもので、ほとんど生でした。でもサラダがないので、朝からトマト1個食べられるのはありがたい!トマトはこの日から毎朝いただきました。部屋に戻ってしばらくしたらちょっと気分が悪くなりました。ブラック・プディング、やはりダメだったか?と正露丸を飲みましたが、大事には至らず。いつもあまり肉類を食べないくせにベーコンやハムまで平らげたのがいけなかったのかも(笑)。すぐによくなってホッとしました。
地下鉄の中で、マッチョなお兄さんが乗ってきました。ピアスにタンクトップで決めてるんですが…目の前の二の腕にはなぜか「鯉」という漢字のタトゥーが…。
鯉!なんで鯉?意味わかってるの?降りるまで、笑いを堪えるのに必死でした。どう見ても笑いを取るタイプじゃなさそうだし…loveのつもりで「恋」と間違えたのかなあ?あれが今ロンドンではクールなのか?日本のヘンな英語のTシャツとかを考えたらお互い様ですが、スーパーのお惣菜のジャパニーズものといい、なんか妙な形で「日本」が輸入されているのかもしれません…。面白い。

ギャザリング
11:15今日の会場で公演劇場でもあるアルベリー・シアターへ。予約制なので名前をチェックされて入ります。ここでいきなりアクシデントが。私の送った郵便為替が、換金するのに額面以上の料金がかかるということで(笑)その場で為替を返してもらい、現金払いになりました。この事情を飲み込むのに何度も聞き返し、結局紙に書いてもらってやっと理解しました。ちょっと汗かきましたが、親切なスタッフでかえって思い出になりました。お手数かけました!
ついでに聞いてみたら、なんと日本人の参加者は私一人だというので緊張してしまいました。会費の設定に日本とオーストラリアっていうくくりがあったので日本人もワンサカいるのかと思ってたのに…どうりでどっちが苗字でどっちが名前かと聞かれたわけです(笑)。(行く前は昨日の事情を聞いてみようと思っていたのですが、為替のアクシデントですっかり忘れてしまいました…あとでお友達になった方から聞いたところ、5人しか来なかったそうです。やはりあれは神様の思し召しだったのかも(笑))

参加者はわりと少なくて、百数十人くらいだったんじゃないかと思います。1階席の半分が埋まりきらない感じでした。(劇場自体わりと小さかったのがおわかりいただけると思います)全席指定で前売り券を買うシステムで、座席の配置は先着順。地域差を考慮してか、申し込み封筒の消印で決めたそうです。一列目の座席は空席になっていて、座席と舞台との間の通路の中央に椅子が置かれ、そこにパト氏が座りました。私の席は2列目の左から2番目。端寄りですが実質1列目だったので、とてもよく見えました。右隣は中学生くらい(かな?日本の基準で言えばもっと大人っぽいですけど)の女の子二人組、左隣は一人で来ているらしい高齢の女性でした。(言葉ができたら話しかけてみたかった!受付で懲りたのでここではおとなしくしてました。話すのはいいけど聞き取れない!(笑))

パト氏が来るまでのつなぎにスタッフの方がいろいろトークをしてました。いろんな国から来ているらしくて、国の名前を挙げて返事をさせてるようでした。フィンランドってのだけは聞き取れました。で、どーもジャパン、***(私の本名ですが…ちょっと違うふうに発音されました。日本語の発音はあちらの方には難しいらしく、名前を聞かれたときに答えたら「発音が難しい。ゆっくり言って」と言われました(笑)。LだのRだのTHだのの発音を聞き分ける人達がなぜ?(笑))とか言ってるのでとっさに「Here」と手を挙げたら、なんとパト氏のサイン入りのポストカードをくれまして、客席の皆さんが拍手してくれたんです。もしかして一番遠くから来たのが私だった…のかな?と思い、「Thank you!」とだけやっと言って、もらったカードを皆さんに見えるように掲げてみました。(図柄はTNG劇場版『ジェネレーションズ』のポスターのものでした)このリアクションで間違ってなければいいんですが(笑)。でも嬉しかったです。ちょっと感動しました。

そのあとサイン入りグッズのオークションと一口1ポンドのくじ引がありまして、くじ引券を10ポンド分買ったらラッキーにも1枚ビンゴしました。賞品は選べたので、ロキュータス(この姿好きなんです!)の大型ポストカードをもらって来ました。これもサイン入りです♪
オークションはもちろん見てるだけでしたが、パッケージにサインの入ったネメシスのピカードフィギュアとか、50ポンド以上の値がついてました。

パト氏ご登場!
その後、いよいよパト氏がにこやかにご登場!真白いTシャツにブルージーンズ、ナイキのスニーカー、手にはヴィッテルの500ミリペットボトル。若いです、63歳!服装のせいかお髭のせいか、ネメシスやX-MEN2の時よりもだいぶ若々しい印象でした。すごく腕が太いのにびっくり!かなり鍛えてらっしゃる感じです。しかし語り口がなんともソフトで…普通にしゃべっててもあんな素敵な声なんですね。声フェチの私はもお溶けそうでした(笑)。最初の10分間はフラッシュを焚いての撮影が許可されていたので、みんなバチバチ撮りまくり。でも…ご本人はずっとしゃべってるわけですよ、その間も。なんだか申し訳なくなってしまいました。なあ、みんな話聞こうぜ?!って気分でしたけど…まあ聞いてもわからないし…(笑)心を鬼にして写真撮りましたです。

冒頭でinfection(感染)がなんたら、と言ってしきりに水を飲んでいたので、風邪でもひいたのかな?と思っていたんですが、ちょっと前に舞台の途中で声が出なくなって代役に替わる、というハプニングがあったと帰国後に知りました。きっとそのあたりの事情を話してたんですね。そういえばパンフレットにはちゃんと代役の方のプロフィールも印刷されていました。わりとあるんですかね、代役公演。パト氏のファンとしては、ご本人で見られてよかった…と思いました。(でも写真で見たところ代役の方も素敵です。はっきり言って色気がないとできないお役ですから(笑))私が見た回ではちゃんと張る声も出してらっしゃいましたし、まったく問題なかったです。

水をよくお飲みになるというのは以前どこかのトークショーのレポートでも読んだことがありましたが、本当でした。ご持参したヴィッテルを飲み干して、スタッフが用意していた瓶詰めの水を半分ほどまで飲んで、その瓶持って退場してました。やはり声が命だからでしょうか。プロの生活って凄いもんだな、と思いました。あんな勢いで水飲んでたら、私なら一日中WC行きっぱなしです(笑)。
客席からの質問もフランクに受け付けて、すごく親身な口調で答えていました。惚れなおしましたです。一度だけ近くまで来てくださったんですが(左後方の方が質問したのがよく聞こえなかったらしくて、耳に手を当てて「なに?」って感じで端まで出ていらしたんです)目の前に来られるとなんだか見るのが申し訳なくて、ちょこちょこ後ろを見たり下向いたりしてました。バカですね…。だってもう、直視すると真っ赤になりそうで恥ずかしくて…素敵なんですもん。でも今になると自分の自意識過剰が怨めしいです。赤面しようが鼻血を出そうが失神しようが、穴があくほど見ておくんだった…!
…しかしお話はほとんど聞き取れず。声は聞こえるのに単語が聞き取れない…もったいなさすぎ!お芝居についてとか、これからの予定とかいろいろ話していた(みたい)なんですが…あやふやながら、どーも1本アニメの声の仕事があるみたいです。競走馬の話で、役は年長の馬…らしい。あと、ジョン・ローガン(ネメシスの脚本家で今回のお芝居の脚本改訂も担当)の映画に出るような話をしてました。ケビン・スペイシーの名前が出ていたんですが、共演するんでしょうか。だとしたら嬉しいんですが。このへんは私のヒアリングの限界を超えているので、実際の情報と違っていたらひらにご容赦くださいませ。SFもいいけど、SF以外の映画でもパト氏をもっと見られるといいですよね♪

スタトレのコンベンションの記事のイメージから、海外のファンの集まりはもっと騒がしいものかと思っていましたが、小人数で客席もお行儀よくて、とても落ち付いた集会でした。スタトレファンでなくパト氏のファンだったためでしょうか。大部分がオーバーラップしているはずですが、けっこうファンの年齢層が高かったのが印象的です。自分だって30代ですが(笑)、少なくとも子供は見ませんでした。ご本人がもうスタトレは卒業、というムードなのもあり、ファンもスタトレにこだわる雰囲気はありませんでした。もちろんコスプレもいないし(笑)。アメリカとイギリスの間でも雰囲気は違うのかもしれませんが…。でも、ああいうのなら、また参加してみたいな、と思いました。できればもう少し英語に磨きをかけて!

 

 


トラファルガー広場


ピカデリー・サーカスにあった、
どことなく江ノ島っぽい土産ものの屋台。
…ツボです。(買わなかったけど(笑))


レスター・スクエアの真ん中の像


大英博物館の前庭。ここでお昼を食べました。


テイクアウェーしたフィッシュ&チップス。
親切にプラスチックのナイフとフォークがついてました。
魚はワラジくらいあってボリューム満点。食べ切れませんでした。


ピカード人形。見にくいですが、右側に、よく作戦室で使う机上モニター、フェイザ-(しかもビームが出ている)、トリコーダー、アールグレイ用のマグカップがついてます。コミュニケ-ター型の物はディスプレイ用のスタンドです。

フォービドゥン・プラネット
http://www.forbiddenplanet.com/


フォービドゥン・プラネットの袋にはまだネメシスの広告が!


スシ・セレクションとイチゴ、牛乳で夕食です。
イチゴは下のクリームのパックが外せるようになっています。
甘くない、ホイップもしてないただの生クリームでした。

2003/7/28 晴れ

メインの目的は済んだのですっかりリラックスしました。ようやく観光らしい観光です!日程の前半は雨だったのですが、昨日あたりから晴れてきたのでけっこうラッキーかも。もうカメラも首から下げちゃって、観光客やる気充分です!(笑)

トラファルガー広場~コヴェント・ガーデン
まずは地下鉄でチャリング・クロスへ。さすが観光スポットの駅、今まで使った駅とは違って大きいです。構内のニュース・エージェント(新聞・雑誌やお菓子、飲み物などを売っている、オープンなキオスクみたいなところ)で、昨日のパト氏に因んでヴィッテルの500ミリぺットボトルを購入しました。駅から出てトラファルガー広場へ。うーん、広い!建物デカい!やっぱ観光地ですね。ここから歩いてピカデリー・サーカスへ。といっても、太い道が数本交わってるポイントに噴水つきの丸い段段があるただの広場です。でも、ここに座って見回すと通りの大きさが清々しい。これまで住宅地や一方通行程度の道路ばかり歩いていたのに、いきなり銀座に出たような感じです。ここからオックスフオード・ストリートという大通りを通ってレスター・スクエア(アルベリー・シアターの近くの広場。駅名もここから来てるんですね)に出ようとしたのですが、例によっていったん道を間違えました。間違えた先に公園みたいな緑地があり、道のど真ん中に巨大な像が…さすがだ。(なにがだ)

正しい道に戻って本屋やHMVにひっかかりつつレスター・スクエアへ到着。真中に像があって、その周りの放射状の道に沿ってベンチがあり、あとは芝生。小さなスペースですが、芝生の中で子供を遊ばせている中国系のお母さんがいました。こういうベンチって、日本だとレゲエのおじさんが占領していたり、もしくはあいてなかったりすることが多いのですが、いい感じで空いていました。しばしお水で一服。
しばらく行くと、見慣れたエリアに出ました。ついでなのでアルベリー・シアターの前まで行きました。今日は休演日で、劇場前に大きなトラックが止まっていました。前に触れました、劇場の隣の古本屋小路、セシル・コートに行き、アンティークイラスト屋(?)でタイタニック号の就航ポスターの縮刷みたいなのを買いました。父への土産です。(映画のファンではなくて、単に船好きです)9ポンドナリ。店のおじさんは私が店内に入っても気づかずに帳簿かなにかつけていて、会計を頼もうと「Hello?」と声をかけたら文字通り飛び上がっていました。よっぽどヒマな店なんだな。でもとてもジェントルなおじさんでした。
そこからコヴェント・ガーデンに出て(このルートはかなり慣れました。連日同じような所ばかりグルグル回ったおかげで(笑))ジュビリー・マーケットとアップル・マーケットという常設フリーマーケットみたいなスペースをブラブラ。アンティーク小物や私が買ったようなイラスト、あやしげな骨董などが並んでいて、すごく面白いです。コヴェント・ガーデン駅に出るとマークス・アンド・スペンサーがあったので、お手洗いを借りようと入りましたが、ありませんでした。ホテルの近くの支店にはあったんですが。この立地で無料トイレなんかあるとごったがえして大変だからかな。

大英博物館でフィッシュ&チップス
地下鉄でトッテナム・コート・ロードに行き、入場無料の大英博物館へ。途中画材屋があったので、タイタニックポスターの帰国時の補強用に、いい大きさのポートフォリオかなんかないかな、と見ましたがありませんでした。でも建物は古そうで、雰囲気のあるお店でした。博物館でお手洗いを借りました。手洗い場でなぜか二人の女の子がなにかのベリー類を洗ってるんだか潰してるんだかしていて、まわりを果汁だらけにしてました。所蔵品は見ず、来る途中で目をつけたフィッシュ&チップス(イギリス名物の白身魚とじゃがいものフライ)の店へ。昨日まで看板を見かけなかったので食べられないのではと心配していましたが、やはりこういう名物ものは観光地に来ればOKですね(笑)。テイクアウェーを頼みましたが、食堂にもなっている店でウェイトレスが数人いました。とても暇そうでした。応対してくれたのがブロンド美少女で化粧も濃くて、日本で見たら絶対近づかないルックス(笑)ですが、これがすごく親切!出来上がるのを待つ間も店内で座らせてくれました。…そう、注文受けてから揚げるんですねえ…。日本で作り置きのお好み焼きなんかに馴染んでる身には、こんなささいなことが嬉しいです。
これを持って大英博物館の前庭に戻り、遅めのランチ。ビネガーと塩の他に、ケチャップとタルタルソースのパックも付いていましたが、私はビネガーと塩が一番おいしかったです。

コミック専門店
さて、実はここへ来た目的は大英博物館ではありません。近所にコミック専門店が2軒あるんです。まずは博物館への通りに面したガッシュ!という店へ。どことなく同人誌っぽい(もちろん既成作品のパロディーではなくオリジナルです)薄い本もありました。海外コミック事情として、インディペンデント系の出版が多いと小耳に挟んでいましたが、こういうことなのでしょうか。日本の漫画雑誌にあたるものがないので、だいぶ状況が違うようです。店頭の一番いい場所はやはりX-MENなどのアメコミ系アクションものが占拠。というより、これが主流なんですね。でもマンガ・ジャパンも張り紙つきで目立つ位置にありました。地下がMANGAコーナーだと書いてあるので行ってみました。階段を降りて正面の棚が一面日本のマンガの翻訳もの。GTOとか少年~青年誌系が多いですが、少女マンガもありました。日頃読まないのでタイトルは忘れましたが、マーガレット系みたいなラブコメものです。他の棚は地元もの(?)のようでしたが、ヘビメタっぽいというか、アメコミ系というか、ボンデージ系というか…とにかくそんな感じのものばかりで、私はあまり惹かれませんでした。ああいうのが今あちらではクールなのかな?私は最近のものより古いものが見たくて、リトル・ニモ(古すぎ)があったらぜひほしかったんですが、ありませんでした。タンタンはあって、ソフトカバーで日本よりだんぜん安そうなので、余裕があったら全巻揃えたいところでしたが、荷物になるのでやめました。ここの客層はほとんど男性ばかりで、かなり年配の方もいて意外でした。

フォービドゥン・プラネット(禁断の惑星)!
1本隣の大通りにあるフォービドゥン・プラネットへ。ここは規模も大きく、フィギュア等が充実しててオタクのパラダイスといった感じ。いやー、馴染む馴染む!(笑)店の奥がコミックスペース。品揃えはヨーロッパ一と言われるだけあって、さすがに飽きません。ここでもタンタンやスヌーピーは揃っていましたが、リトル・ニモは見当たりませんでした。バンド・デシネっぽいものも目につかなかったので、私が見たかったテイストのコミックは今は流行らないのかも。TNGのコミックがありましたが、やはりホンモノを見たあとでは見劣りがして(笑)買う気になれませんでした。ネメシスフィギュアはバイスロイしかありませんでした。残念!代わりにフェイザーやマグカップのついたピカード人形をゲット。オモチャっぽさがたまらなかったもので…!マグカップはもちろん「ティー・アールグレイ・ホット」を楽しむためだそうです(笑)。
でもその他にもサンダーバードの絵本とか、『ミスター・スポックを探せ!』のマウスパッドとか、ディック・トレーシーのコミックとか、自分と友人へのお土産にいろいろ面白いものをゲットしました。立ち読みしていた時、いきなり隣で立ち読みしていた黒人少年にペラペラっと話し掛けられて一瞬驚きましたが、時間を聞いていただけでした。無表情だと怒ってるみたいに見えるんだもの(笑)。
店に来ている客層はガッシュ!より若いです。中には鼻ピアスにレザーでキメた刈り上げ金髪ネーチャンとか、なんといいますか、「クール」な人がけっこういるんですね。こちらから見ると「外人」だというだけで多少見映えがするのも事実ですが(笑)、日本のオタク層のムードと若干の違いを感じました。カウンターカルチャーの一部としてとらえてる感じなんですね、つくづく。店員はすごくフレンドリーで礼儀正しかったです。「Thank you 
very much.」とまで言ってくれたのはここのおにーちゃんくらいだったような気がします。単にその人の個性ですかね。(笑)

チャリング・クロス・ロードで本屋めぐり
地下鉄で…駅はどこだったかしら。とにかくチャリング・クロス・ロードという通りへ。本屋がいっぱいでなかなか前に進めない!ロンドンの神保町って感じでしょうか。ここのコミック屋も年配の英国紳士がいました。
書籍類は、日本で入手できるものは極力買わないつもりだったのですが、ディスカウントの店であまりの安さに負けてシェイクスピアの『オセロー』を購入。なんと1.12ポンド!古本でも簡略版でもなくて、用語解説つきなんですよ!なのに文庫本より安い!オセローはパト氏が数年前に主演した演目で、本来は白人社会の黒人将軍の話なのですが、白黒逆転バージョンをやったそうです。こちらに来て、なんとなく人に「サーヴする」タイプの、はっきり言うとあまり条件の良さそうでない職業には、比較的アフリカ系やインド系の方が多いなあ…という印象を持ったので、多分西欧世界における"逆転バージョン”のインパクトは私が思うより強かったんだと思います。このアイデアはパト氏自身のものだったそうです。ちなみに『ファースト・コンタクト』でピカードの相手役の女性を黒人にしたのも彼の考えだと聞いたことがあります。あらためて、いろんな意味で尊敬できる役者さんです。
それはともかくこの『オセロー』、逆転バージョンはレビューと写真しか見たことがないのですが、すごく面白そうだったので翻訳を読んだらハマリました!クラシックというより、すごくホットなお芝居…心底見たかった!英語版は好きな台詞のオリジナル表現を引くために買いました…通読ははなから考えておりません(笑)。

ここでもタイタニックポスター用の補強材を探して文房具屋へ入りました。黒人の店員さんに「ちょっとアンタ大丈夫?!」(…という感じのオネエっぽい口調だったんです(笑))と言われてギョッとしました。一瞬、挙動不審で万引きと疑われているのかと思いましたが、はっきりAre you all right?と聞こえたのです…よっぽど疲れた顔でもしていたんでしょうか。「大丈夫、ありがと」と言って出てきましたが、あとで鏡を見たら髪はボサボサ、顔はテカテカで目が充血してました。このナリでフラフラ入って行ったので、かなりアブナく見えたのかも…(笑)。

ジャパニーズ・スシ・セレクション…
疲れきってハイストリート・ケンジントンへ帰り、マークス・アンド・スペンサーへ。オリジナルブランドのカリフォルニア巻き他のスシ・セレクション(笑)とイチゴ(生クリームがセットになっている)、牛乳を購入。牛乳は最低でも1パイント(568cc)パックで、飲み切るには多いのですが(部屋に冷蔵庫がなかったんです)喉が乾いていたので2回に分けて飲めてしまいました。しばらく置いておくと脂肪分が容器の内側にこびりつきます。日本のより乳脂肪分が多いのでしょうか。カリフォルニア巻きは最近は日本でも売っていますが、食べるのは初めてです。ノリじゃなくて白ごまが回りについていて、具は小エビのマヨネーズあえ。味は寿司というよりコンビニのエビマヨおにぎりですね。少し放置したためかパサパサになって崩れてしまい、ちょっと食べにくかったです。ノリで巻くのはやっぱ知恵ですね。これにサーモンの寿司と小さいのり巻き、醤油とわさび、申し訳程度に小さいガリが1枚だけついていました。日本から持参した緑茶のティーバッグを初めて使いました。寿司にはやっぱこれでないとね(笑)。

深夜のテレビでパパイヤ鈴木
深夜放送で偶然日本の文化(?)を紹介する番組にぶち当たり、思わず見入ってしまいました。イギリス人二人が現地取材したもののようです。パパイヤ鈴木の日本語インタビューに英語の字幕がついてる図はとてもシュールでした。「オヤジ」という言葉の意味から始まって(昔はいい言葉だったんだけど、今はネガティブな言葉になってしまった、というような真面目なコメントしてました、パパイヤさん)締めはイギリスのオヤジ世代への励ましメッセージ(笑)で、オヤジダンサーズのパフォーマンスつき。他にガイジン・インベンションとかいう二人組(司会の二人とは別人に見えたんですが、同一人物なのかな?全身タイツ姿で♪ワカリマスカ、ワカリマセン、とかカタコトの日本語で歌うコミックソングを披露してました。なかなか面白いです!)が日本の深夜番組に出た時の模様を逆取材したもの、ロデオみたいに運転席がホッピングするヘンな車に凝ってる人達(こんなの初めて見ました!)、"カワイイ”(どーもこれが今の日本文化イメージのキーワードらしい)アイテムトップ10…お茶犬とかマジンガーZの顔がパンダになってるやつとかアイボとか…の紹介、という、まあ確かに「今の日本」なんですが…フジヤマ・ゲイシャよりははるかにマシですが…「これが日本」だとは思われたくないなあ(笑)。でもすごく面白かったです。録画して持って帰りたかったくらい!

 


ベイカー・ストリート駅前のホームズ像


マダム・タッソー蝋人形館のパトちゃん人形。けっこう似てます!


自分の人形と記念撮影したパト氏の写真。コメントが素敵です。
"Now I will never leave London. Thank you."
Patrick Stewart


アルベリー・シアター裏の楽屋口
ほぼ毎日ここへご出勤なさってると思うと…。

2003/7/29 晴れ・夕方雨

マダム・タッソー蝋人形館
ホテルをチェックアウトして荷物だけ預け、地下鉄でベイカー・ストリートへ。言わずと知れたシャーロック・ホームズの住まいのあるところです。駅前にホームズの銅像がありました。ホームズは架空の人物ですが、この手のしゃれっ気は万国共通ですね。神田明神にある銭形平次の石碑とか思い出しましたです♪残念ながら私はシャーロッキアンでないので(時間があったらデータの趣味に因んで関連スポットを回りたいところですが!)(※追記・当時はまだはまっていませんでした!なんともったいないことを~っ!)マダム・タッソーの蝋人形館へ向かいました。有名人の等身大蝋人形が売り物の観光スポットで、写真撮影OK。ここにパト氏の人形もあると聞いていたのです。行ってみると、いやー!めちゃめちゃ観光地!長蛇の列です!中に入るまでに小1時間かかりました。目的の「パトちゃん人形」はいきなり最初の部屋にありました。お髭のないタキシード姿で、よく出来てました。間近に立つとこんな感じなのね…。さあ、ここでは肩を組もうが抱き付こうがホッぺにチューしようが自由です!(笑)しかしまあ、私も大人ですから自制しまして…手だけ触ってきました。(人形とはいえ、お顔に触るのはためらわれたので…)そこで写真を撮りまくって満足しまして、もういい、早く出して!って感じでした(笑)。でもちゃんとルートを通らないとフィニッシュできないようになっているので…我慢してちゃんと見ましたです。最初のフロアはパト氏の他にメル・ギブソンとかトム・クルーズとか、かなりキャッチーなセレブさんたちが集まってまして、しかもフロアにランダムに、自然なポーズで立っているように配置されてるんです。ここが同じ「ガイジン」のお客さんで埋め尽くされると、ほんとに人形と人間の区別がつきません。隣にいるのが人形だと気づいてギョッとした瞬間が何度かありました。
あと、政治家人形のコーナーが面白かったです。ブレア首相、ブッシュ大統領と並んで国連マーク入りの演台で記念撮影できるようになってたりして、人が写真を撮ってもらってる図が面白い(笑)。ガンジーやダライ・ラマもありました。なんとフセインまで…。
ただ、おまけのようについていたトレジャー・プラネットのアトラクションは勘弁してほしかったです…プラネタリウムに映像を映し出して浮遊感を味わうもので、それなりに楽しめはしましたが、20分も待たされました!今日帰国で時間が限られていたので、焦りまくりました。もしかしたらスキップできたんですかねえ…。

シアター・ミュージアムとアルベリー・シアター見納め
地下鉄でコヴェント・ガーデンへ。入場無料でチェックしていたシアター・ミュージアムへ行きました。お芝居の歴史を見られる博物館で、ステージメイクを体験できるワークショップとかもやってるそうです。入場無料とはいえ、展示品はとても充実していて、西洋の古典演劇に興味のある人なら一日いても飽きないのでは。展示コーナーへ入るスロープの壁には博物館の主旨に賛同した俳優さんたちのサイン入り手形がぺたぺたと押してあります。パト氏はどうかわかりませんが、ティモシー・ダルトンの手形とかがあるそうです。時間があったらじっくり見たい博物館でしたが、時間が迫っていたので駆け足で済ませました。

ここまで来たんだから、と最後の名残を惜しみにアルベリー・シアターへ。ここ数日で見慣れた正面の看板を見て、駅へ出るために劇場裏を近道して、楽屋口を初めて意識して見ました。見てたら目がうるうるしてきて自分でびっくりしました。そんなおセンチな人間じゃないんですがねえ(笑)。人通りがあったので鼻をすすりつつ急いで駅へ向かいました。ミスター・スチュワート、ありがとうございました。おかげでいろいろと体験できました。

帰途
レスター・スクエアから地下鉄でハイストリート・ケンジントンへ。お世話になったマークス・アンド・スペンサーにも駆け足で立ち寄って、ホテルへ。旅行会社の現地係員さんにピックアップしてもらいました。この係員さん、さばけた感じでいい味出してるお姉さんでした。例のタイタニックポスターを、とうとう補強できなかったのでベコベコのまま手提げ袋に入れて持ってたのですが、機内持ち込みの手荷物はひとつなので、まとめないと入れてもらえないですよね…と聞いたら、「(空港の係員が見てる間)アタシが持ってりゃー大丈夫ですよ!」とチェックインの間持っててくれました。いや、心配したのはそのあとの手荷物検査の方だったんですが…(笑)でもおかげで気楽になりました。入国時とは違い、出国時の審査はホントにアバウトでした。
ヒースロー空港行きのバスに同乗したのはミドルエイジのおばさま三人組と、私と同世代くらいの一人旅の女性。この方とは空港のチェックインを一緒にすることになり、荷物のタグが私のチケットにまとめて貼られてしまったため、成田のリムジンバスのりばで別れるまで一緒でした。機内ではお互い爆睡状態で(笑)ほとんど話せませんでしたが、空港ではおしゃべりできました。とても感じのいい方で、旅の最後でいい思い出が増えました。ヒースロー空港内の免税ショップで少々お買い物のあと、お昼を食べ損ねていたのでレモンケーキと紅茶を買って食べました。とうとうアフタヌーン・ティーはできなかったからこれでリベンジ…とか思ったら"Made in France"の店でした…(笑)。

午後7:35ヒースロー発の便で成田へ。…ぜったいまた行きたい~!

☆おまけ☆

むこうで体験しようと思っていたクリーム・ティー(クロッテッド・クリームつきのスコーンと紅茶のセット)
が食せなかったので、スーパーでスコーンとクリームを買ってきて自宅でリベンジしました。
紅茶はもちろん「ティー・アールグレイ・ホット」です。(笑)
クロッテッド・クリームって、ほとんどフレッシュバターですね。カロリー高そう…
でもおいしい!いつかぜひぜひ本場で食べたい!

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