テッド・チャン情報メモ

Starship SofaのTed Chiangインタビュー
(2008/8/8)

2008年5月のテッド・チャン電話インタビュー音声
リンクはこちら
(約40分の音声ですが、最初の11分くらいはずっと司会者さんがしゃべってます。(笑) )

久しぶりにチャンさんの新しい情報をゲットしました! starship sofaという、
ポッドキャストで配信している オーディオサイファイマガジンの電話インタビューです。
上のリンクは投稿されたサイトですが、マガジン自体のサイトを見たらユニオンジャックがあったので
イギリスの番組(っていうのかしら。マガジンだけど)でしょうか… 冒頭時差を話題にしています。
…しかし「Ted Chiang」はやはり「テッちゃん」に聞こえますね(笑)。

…案外美声(ツボです!少なくとも私には!(笑))なチャン氏なのですが、
電話インタビューなせいか音質がいまいち…。
ワールドコンのときより早口で、高い声に聞こえます。
とはいえ、久しぶりの消息、しかもナマ声とは嬉しいかぎりです♪

内容は…自分の英語力ではところどころしか聞き取れないのですが、クラリオンワークショップ、
寡作さについて、リジェクションスリップを受け取り続けた下積み(?)時代について、
なぜ長編でなく短編を書くのか、最新作で2007年の
ネビュラ賞を受賞した『The marchant and the alchemist's gate』
(日本ではSFマガジン 2008年 01月号 /テッド・チャン特集に収録)
に出てくるタイムマシンのアイデアについて、 BBC7というラジオで放送された、
『Understand』の朗読番組について(聞こうとしたけど落ち着かなくて消しちゃった、
とか言ってるように聞こえますが…(笑)) 、 現在執筆中の作品について…
と、けっこうワールドコンインタビューとかぶってはいますが、
執筆についてなど、より細かく聞いている(ような雰囲気)なので、
もっと きちんと聞き取れたらなあ…と思います。くすん。
(テキスト化してくれたら辞書引き引き内容がわかるのに…)

現在進行中なのは「いくつかの(2、3の)ストーリー」と聞こえるので、
ワールドコンで言っていた人工知能もの以外にも同時進行しているようです。わーい♪
しかしその人工知能ものについては、ワールドコンで「もうすぐできます」と言ってましたが…
このインタビューでも「もうすぐだけど、約束はしたくないな…(笑)」と言っていて、
いまだに手を入れてるようです。
チャン氏の「もうすぐ」はいったいどのくらいの時間をさすのでしょう…?(笑)
でも、この「時間に糸目をつけない」姿勢こそクオリティの高さの一因かも。

ラジオの朗読番組に関連して、観客の前で自作朗読をやったことがある、
と言ってるように聞こえるのですが…聞き間違いかしら。
どちらにせよ、あちらの作家さんは営業(?)でよく朗読会やるみたいですよね。
日本ではあまり見ない習慣なので、違和感がありますが…。
(なんか作家さんにとってすごく酷なことでは、と感じるのは私だけだろうか…)
あの美声で朗読してくれるなら聞いてみたいなあ…♪

…しかし、5月に公けになったものを、今頃やっと見つけるとは…(^ ^;)
久しぶりにSFマガジンの特集号を読み返して、 「そーいえば」と検索して見つけた次第です。
新情報を拾えるかと期待して、Googleアラートにチャン氏の名前を登録しているのですが、
それには引っかかりませんでした…やはり自分でこつこつ検索しないとダメなのね…。

 

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