いもづるRecommendation

シャーロック・ホームズつながり
(2012/6/30更新)

BBC SHERLOCK関連のものを別ページにまとめてみました。
BBC SHERLOCK 関連

シャーロック・ホームズ関連リンク
ブログ
ホームズで同人誌活動(おもに資料同人誌など)もされている、英国謎的倶楽部様のブログ。日本シャーロック・ホームズ・クラブ関連のニュースからホームズ関連グッズ、旅行先で発見したホームズネタなど、シャーロッキアンさんならではの、幅広くきめ細かい視点で展開する楽しい話題が満載です。写真・画像もたくさん♪
シャーロック・ホームズ映像作品・書籍・CDなど
NEW
CD
(輸入盤)
☆大推薦☆
The Return of Sherlock Holmes: 1
 
映画、テレビでホームズを演じた名優ピーター・カッシングによる『シャーロック・ホームズの帰還』の朗読。1971年の音源ですが、なんと初リリースとのこと。メリハリのある朗読はむしろ一人芝居といったほうが正確。聞き惚れます…。
『空き家の冒険』『ノーウッドの建築士』『踊る人形』『美しき自転車乗り』の四本を収録。テキストの省略なし、4枚で全238分の至福の時間です。
「1」ということなので、続編もあるのかも。発売が待たれます。
DVD ☆大推薦☆
シャーロック・ホームズの冒険
グラナダテレビのドラマシリーズのDVD。英語字幕・カット部分の吹替追加録音がついた新版です。全話BOXの他、バラ売りもあり。BOX特典の全話解説小冊子は便利です。画像の状態がもとのままなのが残念。これが決定版という雰囲気なので、今後デジタルリマスター版を望むのは無理かな…?
DVDブック ☆大推薦☆
シャーロック・ホームズの冒険
DVD BOOK
 
デジタルリマスターのDVD(字幕のみ・吹替はなし)に、エピソードごとの解説冊子がついたシリーズ。お手ごろ価格(なんと二話で1000円!)で手元に置けるようになりました。好きなエピソードだけを…という目的にも最適。デジタルリマスターの映像は本当にきれい。字幕も訳が違うので、ちょっと印象が違います。なぜか『ボヘミアの醜聞』を見て泣けてしまいました。(笑)
DVD バスカヴィルの獣犬
リチャード・ロクスバーグがホームズに扮する『バスカヴィル家の犬』。幾分残酷に傾いた脚色で、ラストはかなり原作と違います。ホームズちょっと情けないぞ。ワトスンのご機嫌とる演出は良いけど(笑)。主役はワトスン、目の保養はホームズ、見所はステープルトン(演ずるはリチャード・E・グラント!いつか彼のホームズが見てみたい…)という感じでしょうか(笑)。
ビデオ絶版
未DVD化
四つの署名
『コナン・ドイルの事件簿』でジョセフ・ベル博士を演じたイアン・リチャードソンが若い頃ホームズに扮した作品。原作の冗漫な部分がうまく処理されていてテンポよくまとまっています。ユーモアもほどよくあってグー。
CD ☆大推薦☆
Sherlock Holmes TV Soundtrack

シャーロック・ホームズの冒険
サウンドトラック (日本盤)
グラナダ版のサウンドトラック。多少安いので輸入版を買いました。メインテーマをエピソードごとにアレンジしているのがよくわかります。ムードたっぷりな『最後の事件』の曲は聴いていて切なくなってしまいます。『プライオリスクール』の聖歌風アレンジ、『第二の血痕』のいかにもイギリスっぽい曲も素敵♪でもやっぱりオープニングですかね。ひゃ~ら~ら~ら~らら~らら~…♪(笑)
和書(絶版) シャーロック・ホームズの冒険
NHKテレビ版
復刊ドットコムへのリンクです。
規定投票数に達しました!
番組放映時に発売されたガイドブック。残念ながら絶版なので図書館で借り、最近幸運にも廉価の古書を手に入れました。古書相場上がりすぎなので、早く復刊交渉始めてほしいですね…。撮影やキャストに関する詳細な記事、豊富な写真、グラナダ版以外のホームズ映像化作品についての解説など、ボリュームの一冊。ありし日のジェレミー・ブレットの前書きが泣けます…闘病中だったんですね。
和書 シャーロック・ホームズ
原作シリーズ
いろんな出版社から出ていますね。私は新潮文庫で読みました。古いのでちょっと誤訳っぽいところもありますが、古くさい言い回し独特の色気がたまりません。
洋書 ☆大推薦☆
The Original Illustrated "Strand"Sherlock Holms
雑誌『ストランド』に掲載されたままの状態で、すべてのホームズ物語が読めます。(同誌掲載でなかった『緋色の研究』や『四つの署名』も冒頭に入っています)紙質や印刷はいまいちですが、全オリジナルイラストつきでこの値段とは嬉しい。厚さが5センチくらいあるので持ち歩くには向きませんが、ファンなら持っていて損はない一冊。
ジェレミー・ブレット関連
DVD 戦争と平和
主人公のオードリー・ヘップバーンの兄・ニコライ・ロストフ役で出演。タイツまがいの衣装で健康的なプロポーションも堪能できます。かわいいです♪(クリストファー・リーブと連想でつながってしまったのはこのせいかも(笑))出番はけっこうありますが、ラストはほったらかし…(笑)。
DVD ☆大推薦☆
マイ・フェア・レディ
ヘップバーン共演二本目。主人公イライザに言い寄るお坊ちゃん貴族役。これもかわいいです。歌声はちょっとご本人の声と違う感じなので吹き替えかも。ソロ曲の『君住む街』は以前から無意識に脳内で口ずさむメロディーでしたが、この映画の曲だったとは忘れていました(笑)。ブレット氏つながりということで、一段と好きになりました。でもこれもラストはほったらかし…(せめてちゃんとフッてあげてくれ…(笑))それはともかく、やっぱこれはレックス・ハリソンでしょう…!名曲もいっぱい…ぜいたくな映画です。
洋書 Bending the Willow: Jeremy Brett As Sherlock Holms
まだ読めていません…(^ ^;)。お若い頃から晩年までを網羅した伝記風ですが、ほとんどはホームズ関連のお話です。白黒ですが写真がたくさん入っていて、それを眺めるだけでも楽しいです。撮影時の記念写真などが貴重。
輸入版VHS Oscar Wilde Collection (4pc)
未見作品ですが、ジェレミー・ブレット出演の『Picture of Dorian Gray』(『ドリアン・グレイの肖像』)、『The Ideal Husband』(『理想の結婚』)を含むオスカー・ワイルドもの4本セット。(『Picture of Dorian Gray』は画家のバジル・ホールウォードを演じたときのもの。ドリアンを演じた昔の作品は残念ながらみつけることができませんでした。引き続き探索中。見たい~!)
輸入版VHS Oscar Wilde: the Ideal Husband
オスカー・ワイルド・コレクションに入っている『The Ideal Husband』の単品商品。
輸入版VHS Oscar Wilde:
Picture of Dorian Gray
オスカー・ワイルド・コレクションに入っている『Picture of Dorian Gray』の単品商品。
リチャード・ロクスバーグ関連
DVD ヴァン・ヘルシング
黒髪ポニーテールでドラキュラを楽しそうにオーバーアクト。素敵です~(笑)♪卵で繁殖するドラキュラというのも独創的。音楽とテンポがよく、ノンストップ特撮アクションとして退屈しません。絢爛豪華なB級映画という感じ。しかしヒュー・ジャックマンて長髪似合わないなあ…(笑)(あのキャラはウルバリンとかぶりすぎだよね…(^ ^;))
DVD リーグ・オブ・レジェンド
アラン・ムーアのコミック『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』が原作のクロスオーバーもの。ネモ船長やドリアン・グレイなど有名キャラが集まって…いるわりには映画は駄作。(原作は面白いのに…話も違いますが)でもロクスバーグ氏、出番は少ないけれど重要なある役で出ています。DVDケースなんかのキャスト欄では省かれちゃってるせいか、ロクスバーグ氏の名前で検索しても出てこないときがありますが(キャラ名を書くと映画自体のネタバレになるという事情もあるので仕方ないか…)彼のホームズを見たあとだとちょっとほくそ笑んでしまう役です。おいしい(笑)。
DVD ミッション・インポッシブル2
劇場で見ましたが、退屈だったことしか覚えていません。ごめんなさい(^ ^;)。唯一の救いが美形悪役さんでした。それがロクスバーグ氏だったとは…。
DVD ☆大推薦☆
ラブ・ファクトリー
キッチンをこよなく愛する、心優しい無精子症の男性役。よれよれTシャツの労働者姿とスーツ姿を両方楽しめるし、今までに見たロクスバーグ氏の映画の中ではある意味一番おいしい。お茶目なダンス、泣き演技と笑顔でもうメロメロです。おまけにぬいぐるみ抱いて寝てくれるし(笑)。往年のアイドル、パッツィー・ケンジットの太り果てた姿も見られます…(笑)。艶笑要素が多いですが、かなりいい感じのコメディーです。
DVD ☆大推薦☆
ムーラン・ルージュ
高級娼婦に横恋慕して大金出してさんざん焦らされたあげく念願不成就に終わる、かわいそうな公爵役。ドラキュラとは違う意味で怪演。七三に分けた長めの髪も素敵(笑)。ストーリー自体は悲劇ですが、とにかくパワフルな映像が楽しく、耳慣れたナンバーがセンスよくアレンジされていて、豪華な長編ミュージックビデオという感じの眼福の一本。大好きなスティングの『ロクサーヌ』もフィーチャーされていて嬉しい♪ロクスバーグ氏の見せ場になるコミカルな『ライク・ア・ヴァージン』(ご本人の声?)は落ち込んだときに見ると特効薬です(笑)。
コナン・ドイルの著書(小説以外)
和書 ☆大推薦☆
シャーロック・ホームズの読書談義
なんかうさんくさいタイトルですが(笑)、コナン・ドイルが雑誌連載した読書ネタエッセイをまとめたもので、原題は『Through the Magic Door』。古今の名作(といっても現在の私たちには読めないものも多いのですが…)を紹介しながら、ドイルせんせがいろいろ語ってくれます。本を味読する喜びを再認識させてくれる、隠れた名著だと思います。原語のテキストなら、海外のデジタル図書館でただで読めます。
和書(絶版) わが思い出と冒険
上記リンクは復刊ドットコムです。
ドイルせんせの自伝。残念ながら絶版…。従軍話が多いですが、やはりファンとしては読みたい本のひとつ。これと、後述するジョン・ディクスン・カーによる伝記を合わせて読むとより深く楽しめます。
和書 コナン・ドイルの心霊学
晩年に深く傾倒していた心霊学について書いたもの。心霊学そのものの紹介というより、反対派への反駁に重点が置かれている感じです。
和書 コナン・ドイルの心霊ミステリー
いろんな心霊現象を紹介している本。だけど冒頭のお話はフーディニ。マジシャンでなく霊能者として紹介しています。実際に親交があった仲だけに妙な説得力が。
コナン・ドイルの著書(小説)
和書 白衣の騎士団
ドイルせんせ自身が一番気に入っていたという歴史冒険小説。ご本人はホームズものを三文小説的なものとしてあまり評価しておらず、歴史小説を書きたかったそうです。たしかにこれなど、読んでいてホームズものより「時間を無駄にした感」がありません(笑)。下巻を未読なので、読み終えたらコメント更新します。
和書 失われた世界

ロスト・ワールド

他の邦題もありますが代表的なところで…

ギアナ高地を予見した有名な作品。ドイルは予言者だったのでしょうか?(心霊学への傾倒を考えると妙な感慨が)架空の冒険にもモンスターにも免疫ができてしまっている現代人にとっては、残念ながら発行当時の読者が味わったであろう、冒険小説としての興奮を100%感じることはできませんが、妙な生々しさがあるんですよねえ。読んでいくうちに好きにならずにいられないキャラクターたちと、紳士の実録風(?)な文体が魅力的です。(ドイル作品は一人称での手記、という設定が多いですよね)岩崎書店版『ロスト・ワールド』では竹本泉さんが挿絵を書いてらっしゃるようです。表紙の恐竜がかわいい♪訳も子供向けのようで、また違う味わいですね。
和書 まだらの紐
創元推理文庫から刊行中のドイル傑作集第一巻。戯曲版『まだらの紐』やホームズのセルフパロディー的短編、ホームズ抜きの推理ものなど。以前単行本で出た傑作集の再編集とのことです。最後に、ホームズの未使用プロット、ホームズについてのインタビューに答えたものが載っています
和書 ☆大推薦☆
北極星号の船長
ドイル傑作集第二巻。やられました…。ホームズよりぜんぜん面白い(笑)。ジャンルとしてはSFっぽい怪奇ものです。4万フィートの高空に生物が?という『大空の恐怖』、心霊現象と怪奇の間を理性で絶妙につなぐ『深淵より(デ・プロフンディス)』、などなど。そして腐女子ビジョンでのイチオシは『いかにしてそれは起こったか』。これってJUNEです。これこそJUNEです!(←ばか…(笑))
今の目で見ると新しさのないネタばかりなのに、妙な生々しさのある筆致がそれを補って余りある、最後の最後に「ぞっ」と背筋にくる作品の数々であります。
コナン・ドイルについて書かれた本
NEW
和書
コナン・ドイル伝  
ダニエル・スタシャワーによるコナン・ドイルの伝記。
NEW
和書
コナン・ドイル (創元推理文庫)  
ジュリアン・シモンズによるコナン・ドイルの伝記。ハンディな文庫で図版も多数。
和書(絶版) ☆大推薦☆
コナン・ドイル
ディクスン・カーによる伝記。読み応え充分です。索引も充実してて資料的価値は自伝をしのぎます。再版すべき本です。
和書 週刊100人 056号 コナン・ドイル
『世界ふしぎ発見』でドイルをテーマにしたらこんな感じ?それなりに網羅しているのですが、テレビっぽい大雑把さがあって、孫引き感ぬぐえず。それでも買ったのはスキー場でのおちゃめなスナップ写真ほしさ(笑)。もう少しデータ性を重視してくれるといいのですが…。でもこの味の薄さこそディア●スティーニ?(笑)
ホームズパスティーシュ(パロディー小説)&コナン・ドイルが出てくる小説
和書(絶版) ☆大推薦☆
ホワイトチャペルの恐怖
ホームズ対切り裂きジャック。充実の情報量と説得力。読み応えあり。
和書(絶版) ☆大推薦☆
リスト・オブ・セブン
『ツイン・ピークス』のマーク・フロスト作品。後にホームズのモデルになるという設定の特別捜査官ジャック・スパークスと、彼の兄アレグザンダーのオカルトじみた因縁に巻き込まれるコナン・ドイル。ジャックかっこいい♪
和書 ドイルと、黒い塔の六人
『リスト・オブ・セブン』の続編。スパークス兄弟のオカルト対決はライヘンバッハの滝を経てスケールアップ。構成的に欠陥があるものの、終盤のジャックの台詞が泣ける。ヘンな日本人キャラが出てきますが、しょせんは毛唐の所産。笑って許してあげよう(笑)。
和書(絶版) わが愛しのホームズ
ワトスンが隠れ同性愛者だったという設定のパスティーシュ。ヴィクトリア朝の同性愛者の苦悩を上品に描いています。いろんな意味でいかにも女性の作品。ラストはちょっと甘いですが、個人的には嫌いじゃないです(笑)。表紙と口絵は坂田靖子さん♪古き良き時代の『June』に掲載されたことがあるようです。
和書 ☆大推薦☆
シャーロック・ホームズ氏の
素敵な冒険
コカイン中毒で錯乱状態になったホームズをフロイト博士に治療してもらうべく、ワトスンが奮闘。昔の家庭教師への妄想が「犯罪界のナポレオン」を生んでいたり、原作よりありそうな設定(笑)。ユーモア、アクション、泣かせどころ、とわきまえたニコラス・メイヤー(『タイム・アフター・タイム』や『スタートレック4/故郷への長い道』等の監督)の作品。映画っぽいです。(実際映画化もされてます。→邦題『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』)終盤ホームズがワトスンに言う「もうだれにもけっしてきみのことを、単なる僕のジョンソン博士のボズウェルだなどと言わすなよ」という台詞が胸キュン(死語)でした♪