お試し読み
(2) The Science of Seduction -Crooked SHERLOCK-

レビュー+漫画
The Science of Seduction
-Crooked SHERLOCK-
(A5・プリンタ印刷・48ページ)
500円  2012年2月発行

キャスト様の他の出演作いもづるレビュー
パロディ漫画(腐属性ギャグ・全年齢OK)です。
ファンとして余裕が出てきたので(?)、
パロ漫ページはちょっとだけ増えました。 いもづるレビューは前回の本のあとに見ることができた
探偵・医者・兄
の出演作 に加えて、
レストレード役ルパート・グレイヴスの『モーリス』や
日本ではVHSリリース・未DVD化作品など。
(サイトに書いた記事を修正・改稿したものが含まれます)

もくじ

漫画 『The Science of Seduction』

漫画 『 ロンドン退屈男』

The Brilliant Performers  (キャスト様出演作いもづるレビュー集)

マーク・ゲイティス

(ご本人について)
『リーグ・オブ・ジェントルマン/奇人同盟』
『リーグ・オブ・ジェントルマン』シーズン3
『リーグ・オブ・ジェントルマン
/クリスマス・スペシャル』(2000)
リーグの由来とその後
『リトル・ブリテン』シーズン1
『名探偵ポワロ 死との約束』
オマケ・Doctor Who Comedy Sketch
未見作品その他のお話

ベネディクト・カンバーバッチ

『ラスト・エネミー/近未来監視国家の陰謀』

マーティン・フリーマン

『レンブラントの夜警』
『コンフェッティ/仰天!結婚コンテスト 』
『こわれゆく世界のなかで』
『ターゲット』
『アリ・G』

ルパート・グレイヴス

『モーリス』
『禁断のエバ』
『ハンドフル・オブ・ダスト』
『ダロウェイ夫人』
『ダメージ』
『EX エックス』

漫画  『空き家で冒険』

あとがき

 

↓『ロンドン退屈男』より

 

俳優さん別いもづるレビューページの扉より(部分)。
左からマーティン・フリーマン (イメージは1話の鬱っぽいジョン)
マーク・ゲイティス(こんなマイクロフトに美青年秘書を)
ベネさん(『月刊ベネディクト・カンバーバッチ』写真・篠山紀信(笑))

 

本文見本
  (The Brilliant Performers マーク・ゲイティス冒頭部分)
(横組み表示に変換しています。実物は縦組みです)

 マーク・ゲイティス 
1966年10月17日生まれ/俳優・作家・脚本家。才能豊かでオープンなゲイ

 なによりマイクロフト役、そして『シャーロック』の脚本家・プロデューサーでもあるマーク・ゲイティスさん。ゲイでパートナーも公表済み、というところにまず食いついて(笑)、調べていくとシャーロック・ホームズ以外にホラー映画のファンでいらっしゃって、そちら関係の著書もありました。たまたま自分もピーター・カッシング(ホラーで有名なイギリスのプロダクション、ハマー・プロの看板俳優)のファンなので、勝手に親近感を持ってしまいました!

脚本・小説でも活躍なさっていて、知れば知るほどゲイティスさんご本人のファンに。ネットのおかげで情報だけは入るものの、見られないフラストレーションがたまっております。(笑)

 ツイッターもフォローさせていただいてるのですが、とても面白いです。基本は常識人という印象ながらマイペースで、時に毒舌、時に感傷的なポエマー。モノの片付けは苦手だそうで、「自分は(よくいるタイプの)綺麗好きのゲイじゃない」とか。イギリス国内ネタのジョークが多いので意味がわからないこともたびたびですが、かと思うと素直に朝の綺麗な空の写真をアップしてたり…。発言にも繊細なところがけっこう見え隠れします。…でもやっぱり、一歩先を行ってるミステリアスで面白い人物、という印象です。 (……) 

 

リアルタイムの活動は日本では拝見できない中、Desert Island Discsというラジオ番組に出演したときはポッドキャストがあって、聴くことができました。当然ながら字幕がないので聴き取れる範囲での理解ですが…。(聴き違いがあったらすみません(^ ^;))毎回ゲストの好きな音楽を紹介しながら話を聴く、という長寿番組だそうで、番組名が「無人島ディスクと言う通り、もしも無人島に持っていくなら…という趣向のようです。ゲストはCastaway(漂流者)という洒落た呼び方をされます。ま、中身はラジオ版徹子の部屋みたいなもんですが。(笑)

で、ゲイティスさんの選曲は……

……

 

本文見本
  (The Brilliant Performers マーティン・フリーマン 冒頭部分)

マーティン・フリーマン
1971年9月8日生まれ/意外にも有神論者のベジタリアン

 

 前回は『恋愛上手になるために』しか見られなかったのですが(自分が以前からなじんでいた『銀河ヒッチハイクガイド』と『ラブ・アクチュアリー』は割愛して、今回新たに鑑賞したもののみ載せています)、その後待望の作品をまとめて見ることができました。脇役の出演が多いので、そこは映画自体のレビューにフリーマン的な見所を足す感じでまとめてあります。アート系からおバカ映画まで、バリエーション豊富に楽しませていただきました♪

『レンブラントの夜警』(2007)

 

がっつり主役で、かつフリーマンには珍しいコスチュームものの『レンブラントの夜警』、やっと在庫のあるレンタル屋を見つけて見ることができました!
十七世紀のオランダの画家、レンブラント・ファン・レインが、市警団の集団肖像画の依頼をうけ、その絵の中にモデルたちの隠れた陰謀や、不名誉な本性を描き込んだために起きた悲劇…と、レンブラント自身の私生活(おもに女性遍歴)が題材です。けっこう裸祭(笑)で、レンブラント役のフリーマンは幕開けからフ●●ンの大熱演。ライティングで丸見えにはならないようになってますから、ボカシもないです。いや、舞台的な仕立てで、ゲージュツ的な仕上がりというべきであります。(ボカシって入れるとかえって下世話にいやらしく見えますよね(笑)

 

女性遍歴がメインテーマの一つであるだけあって、ほんとにそういう色っぽいシーンが多いんですが、女の人は判で押したようにスレンダーで、モデルさん並の体型ばかりなので、逆に「女体という無個性な記号」にしか見えませんでした。

 

 逆にマーティン・フリーマンのポテポテしたおなかや胸妙に生々しかったです。(中学生用のブラが必要(笑)これ見ると"SHERLOCK"ではやっぱり痩せてるなー、と思います。ジョンは脱いでくれなそうですが(笑)、顎の下とか全然違うんですよね)これが若い女優さんだったら、これだけ脱げば「女優開眼」とかわけのわからない褒め方をされそうなくらいです。(いつも思うんですけど、なんで女優さんだと「脱ぐこと」が「開眼」なのかな。男優さんだとなぜかそうは言われないのになー(笑))

 

奥さんが亡くなったあとは召使いを愛人にしたりするんですけど、この最初の愛人の召使いが四十八手の専門家(?)で、ほとんどレンブラントのほうが強姦されているようなシーンもあり、それはそれで腐女子にはおいしかったです。(笑

あと、一番印象的だったのは、マスケット銃の試射をして暴発

(……)

同人誌な部屋へもどる